せどりの失敗例

【何勝手に売っとんねん!!】出品規制されてないのに「売ることができない」のはこんな商品



十兵衛です!

せどりで仕入れする際に気をつけることの一つに出品規制があります。ちなみに十兵衛はせどりを2年以上も続けているのに、今だにパナソニックやソニー、Microsoftなどが「新品で売っちゃダメ!」とAmazonから規制されています(涙)

なので、これらのメーカーの商品は中古で売っているんです。(新品なのに「箱に若干のスレが・・・・・とかコメントに載せてます汗)

 

しかし、もう一つ気をつけないといけない「規制」があります。それは販売先を指定しているメーカーによる規制です。もし、そういう商品をAmazonで売ろうとするとあんたが売っちゃダメ!と激オコメールが届くんですよ・・・。

 

メーカーの出品規制でホタテに負けました・・・・・。

こちらの商品。「ホタテのおくりもの」といいます。

何の商品かというと、野菜や果物などを洗う洗剤みたいなものです。(ちなみに中国では野菜を洗剤で洗ってから調理するのが当たり前なので、日本みたいにサッと水洗いするだけで食べられるのにビックリ!!だそうです)

この商品が安売りしてたので仕入れてみました。1つ1500円ほどの利益が出るという皮算用をして仕入れたのですが・・・・・・。

 

ちゃんとAmazonには出品できるのに・・・・。

「ホタテのおくりもの」は洗剤系なので、仕入れる際にはAmazonで出品できるかチェックします。洗剤とか美容などの商品にはそもそも出品が禁止されている商品もあるので注意です。また出品はできるけれど、FBA納品する際には危険物に指定される場合もあるんですね。

この判断するには、Amazonのセラーアプリを使えば簡単に出品できるかどうかが分かります。(セラーアプリの記事はこちら

 

 

フムフム。新品であれば問題ないのだなっと。Amazon倉庫に送る際に「危険物」に指定されることもなく、「ホタテのおくりもの」を無事納品することができました。が、そんな矢先にこんなメールが届いたのです・・・・。

 

販売会社からの静かなる恫喝

無事納品された後日、とあるメールが届きます。

 

あわわわわ。

 

なんや売っちゃアカンのか・・・・・。「速やかに販売を停止してください」と激おこプンプン丸のような文面じゃないのが逆に怖い。これ無視したら訴えられそうですよね・・・・。

もちろん、速攻で販売停止と商品情報を削除しましたよ。

 

他にもある「あんたが売っちゃダメ!」というメーカー

実は有名どころでもAmazonで販売すると「あんたが売っちゃダメ!」とメールを送ってくるメーカーがあります。

代表的なものに音響機器メーカーのJBLやスマホケースなどのSpigenなどのメーカーが「あんた、何勝手にAmazonで売っとんねん!?」とメールを送ってくるので注意しましょう。

しかし、これらの商品はちゃんとAmazonでは出品できるようになってるんですけどね・・・・・・。

 

出品規制が掛かっているかは売ってみないとわからない

Amazonで出品することができるけど、出品した途端にお怒りメールを送ってくるメーカーを判断する方法はそのメーカーに問い合わせる以外に無いのです。もしくは売ってみて「お怒りメール」を受け取るか(笑)

ただ、ヒントを見つける方法はあります。それは出品者がメーカー1社のみという場合です。この場合は仕入れるのを見送った方が無難です。さらに、過去の販売価格が一定の商品だとさらに可能性が高まります。(出品者の増減がないので価格も変わらないため)

 

商標権を使ってブランドイメージを守る

あくまでもメーカー側の考え一つで「あなたは売ってOK」「あんたはダメ」とできるのが商標権です。いわゆる「ブランド価値の管理」という考え方です。自分の商品を誰に売らせるかで、自社製品のイメージなどを守っているんですね。

この部分についてAmazonに質問してみたのですが

また出品者様からのご指摘の通り、商標権をお持ちの権利者様より、商品の販売を停止するようにとのご連絡がある場合もございますが、
このような行為が独占禁止法など、各種の法令に違反するか否かにつきましては、テクニカルサポートではご判断いたしかねますため、
誠に恐れ入りますが、専門家の方や公的な機関などにお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

とAmazonとしては我関せず、のお立場のようです。

 

もし出品規制されている商品を仕入れてしまったら?

とはいえ、利益が相当出るような場合にはついウキウキで仕入れてしまう場合もございます。この場合、レシートを持って返品するのがベストなのでしょうか?

十兵衛もよくやってしまうのですが、遠征せどりで仕入れた商品が出品できなかったらレシート持って返品する気にはなりませんよね。

しかし。実はちゃんと販売することはできるんです。このメーカー規制はあくまでもAmazonでの新品販売を認めないものなので中古で売ることができます。さもなければメルカリやヤフオクで「未使用品」として売ればほぼ変わらずの価格で売ることができます。

 

以前書いた記事に

というのがありますが、セーフティネットとして多少値上げされてもメルカリなどは必要なのですね。

 

まとめ

 

⚫️ Amazonで販売できるからと言っても、メーカーから出品取り下げを求められる商品がある

⚫️ 出品取り下げを求められたらすぐに取りやめないと面倒なことになる(アカウントにも傷がつく)

⚫️ Amazon以外からの出品規制があるかどうかは売ってみないと分からない

⚫️ もし仕入れてしまったら中古で売るか、メルカリなどで売る

とAmazonの出品規制以外にもこういうことがあるということは覚えておいて損はありません。

基本的にこのような規制を強いているメーカーは非常に少ないのですが、万が一の場合に備えて上記の対処をするのがオススメです。



-せどりの失敗例