今回はFBA納品で節約できる「ヤマト便」について検討していきます。
一度の納品で複数のダンボールを送ることが多いFBA納品ではヤマト便を使わないのは非常にもったいない!んです。
せどりを続けていると必ず仕入れる数が増えていきます。
ただ、それに比例して納品時の送料が増えてしまいますよね。
稼ぎを増やしていくには、この部分をどう節約していくかが非常に大事なことなんです。
この送料節約のためには、ヤマト便を使うのが最強といっても差し支えありません。
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/08/Aketi1.png" name="十兵衛" type="l"]ある程度仕入れができるようになったらヤマト便一択じゃ[/voice]
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/09/8ff959be5456503f1622f27c44fa37e2.jpg" name="利光" type="r"]FBA納品の送料もバカになりませんからな[/voice]
ヤマト便は大型160ダンボールを一度に複数送ることができるサービス
ヤマト便は
- 160サイズ以上の荷物を送ることができる(三辺合計が200cmまで)
- 30万円以上の荷物を送ることができる
という「大きいもの」と「高価なもの」を送れるサービスです。
ちなみに宅急便では160サイズまでしか送れません。
ただ、もう一つのヤマト便の特徴として
同一目的地なら複数の荷物を1つの送り状で送ることができる
ことがあるんです。
同一目的地に複数の荷物を安く送れるので、FBA納品には最適なんですね。
ヤマト便の送料計算は容積基準なので激安!
ヤマト便の運賃計算はこのようになっています。
運賃は、お荷物の「総重量」と「お届け先のエリア」により決まります。「総重量」は、計測した「実重量」と容積換算(下記参照)で算出した「容積換算重量」と比較して重い方を採用いたします。
【容積換算重量の計算方法】
縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)
よく分からないと思いますが、一言で説明すると容積と重さの大きい方で料金を計算しますということです。
Amazonで販売する際、やたらめったら重い商品って売らないですよね。
例えばダンベルとか。
この部分を有利に使えるのがヤマト便でのFBA納品です。
実は、ヤマト便を使えば宅急便やゆうパックに比べてはるかに安く送れるんです!
ヤマト便でFBA納品した実例をご紹介
今回納品したのはダンボール4箱分。
これらをヤマト便でFBA納品してみました。
140サイズが一箱に120サイズが3箱。
今回納品した商品はオモチャや工具など計50商品ほどです。
重量も一箱あたり16kgほど。
これをヤマト便で送ると料金は
3454円で送ることができました。
4箱なので1箱あたり800円ちょっとというところでしょうか。
「3400円?えっ!?高いやん!?」と思いましたよね?
実はコレ、かなり安く送れているんです。
「宅急便」や「ゆうパック」で送った場合だと?
もし、今回の4箱を宅急便で送ったとすると
こちらの料金が適用されます。
結構高いですよね、宅急便って・・・・。
で、今回納品した140サイズ1箱&120サイズ3箱を宅急便で送ったとします。
この場合、一番安いクロネコメンバー割BIGで送った時でも・・・・・
140サイズ×1箱=1542円
120サイズ×3箱=4020円
で合計5562円。
ヤマト便を使うことで2000円ほど安く送れました。
郵便局のゆうパックもほぼ宅急便と同じ価格なので、ヤマト便の安さが際立っています。
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/08/Aketi1.png" name="十兵衛" type="l"]宅急便よりはるかに安いのう[/voice]
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/09/8ff959be5456503f1622f27c44fa37e2.jpg" name="利光" type="r"]あと1箱くらい増えたとしても料金は変わらなかったはずでござる[/voice]
ヤマト便でのFBA納品に注意すべきことは?
ヤマト便で送る場合は注意すべき点が5つあります。
注意とはいえ、そんなに気にすることもないのかなあ、と個人的には思いますけれど。
標準サイズと大型サイズを混在して送れない
ヤマト便は「同一目的地に送る」ことが条件です。
ところがFBA納品では標準サイズと大型サイズとでは指定される倉庫が違うので、両サイズを混在して送ることはできないんですね。
ヤマト便でFBA納品をする時は標準サイズだけで送る、もしくは大型サイズだけを送ると納品を分けなくてはいけません。
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/08/Aketi1.png" name="十兵衛" type="l"]今日は大型商品を送るとするか[/voice]
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/09/8ff959be5456503f1622f27c44fa37e2.jpg" name="利光" type="r"]ずいぶん大型が溜まってきましたからな[/voice]
クロネコヤマト営業所からのみ。コンビニからは送れない
ヤマト便は残念ながらクロネコヤマトの営業所でしか受付してもらえません。
お近くのコンビニに持ち込むことはできないので注意です。
でも、ヤマトの営業所ってよほどの田舎でない限りどこにでもありますよね。
ヤマト便では配達日数が宅急便より遅くなる
ヤマト運輸のホームページには
お届け日数は、全国翌々日配達(宅急便のお届け日数+1日)です。
と説明されています。
お届け日数がプラス1日余分に見ないといけないようです。
この理由はヤマト便より宅急便が優先されているからです。
FBA納品した商品は1日でも早く売りたいですよね。
なので、FBA倉庫への到着が遅れるのはちょっと・・・・。
しかし、十兵衛の経験上ではヤマト便で送っても翌日には「荷物が搬入されました」というメールが届くことが多いんです。
納品までの日数がかかるという点は気にしなくても良さそうです。
正直宅急便とほとんど変わらない早さでFBA倉庫に届く印象です。
到着が遅れたのは倉庫が混雑するクリスマス商戦や大阪サミットなど交通規制が入る時くらいです。
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/08/Aketi1.png" name="十兵衛" type="l"]ワシが思うに、ヤマト便をあんまり使ってほしくないから「遅れる」と言うのではないかと[/voice]
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/09/8ff959be5456503f1622f27c44fa37e2.jpg" name="利光" type="r"]ムムム。一理ありますな[/voice]
ヤマト便では集荷依頼の時間指定ができない
FBA納品するダンボールの数が多い時は、配達員に取りに来てもらう集荷が便利です、
でも、ヤマト便を使う場合には集荷依頼の時間指定ができないというデメリットも。
集荷も宅急便のほうが優先されているようですね。
いつ集荷に来てくれるか分からないというのは不便です。
もし車を持っているなら、集荷ではなく自分で営業所に持ち込んだほうがよいかもしれません。
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/09/8ff959be5456503f1622f27c44fa37e2.jpg" name="利光" type="r"]ヤマトの配達員さん、配達だけでイッパイイッパイそうですな[/voice]
[voice icon="https://akechihyuga.com/wp-content/uploads/2018/08/Aketi1.png" name="十兵衛" type="l"]わしはいつ来るか分からん集荷はイヤじゃ[/voice]
ヤマト便の支払い方法は現金のみ
ヤマト便で荷物を送る際には現金で決済しなければなりません。
なんどもお世話になるのでクレジットカードで支払うことができればポイントも相当貯まるのに。
これは残念ながら我慢しないといけません。
ちなみに、Tポイントは貯まるので持っている場合はぜひ使うようにしましょう。
160サイズなどの大きいダンボールを使用すると料金が高くなる
十兵衛の経験上のことなのですが、ヤマト便で納品する際に160サイズのダンボールを使用すると料金が跳ね上がることがよくあります。
なので、FBA納品をヤマト便で送る際には140サイズまでのダンボールを細かく組み合わせる方がお得です。
160サイズ1箱より、80サイズ2箱の方が安く送れるんですよ。
ヤマト便の送り方は本当にカンタン!
ヤマト便で荷物を送る方法は宅急便で送るのと変わりません。
使う伝票が違うだけ。
ヤマト便では緑色の伝票を使います。
【宅急便の伝票】
【ヤマト便の伝票】
ヤマト運輸の営業所に行けば無料でもらうことができます。
ただ、ヤマト便の伝票は他の伝票のように「ご自由にお取りください」と置かれていないケースが多いので、営業所の方にヤマト便の伝票を欲しい旨を伝えましょう。
伝票には送り先と自分の住所、内容物の品目(◯◯などと代表的なもので大丈夫)を書けばOKです。
伝票は一つのダンボールに貼るだけでOK
荷物に貼り付けるヤマト便の伝票は一枚だけでOKです。
すべてのダンボールに伝票を貼る必要はありません。
ただ、納品プラン作成時に出る配送ラベルは各ダンボールに貼る必要があります。
配送ラベル↓
FBA納品時にプリントアウトした配送ラベルをノリでペタペタ貼り付ければ完成です。
簡単ですよね。
送り状の品名には全品書かなくてもOK
ヤマト便の送り状には「何を送るか」という品名を書く欄があります。
でも、複数のダンボールに詰めた商品全部を書くのはシンドイですよね。
実は送り状に書く品名は代表的なものを書くだけで大丈夫なんです。
商品名なども必要なく、「おもちゃ」「暖房器具」「キッチン用品」などのジャンル名だけでOKです。
160サイズ以上の商品を送るのにもヤマト便
FBA納品を安く送ることができるヤマト便ですが、その他にも160サイズ以上の荷物を送ることができる特徴があります。
例えば、写真の草焼きバーナーなどは長さだけで150cmを超えてしまう大型商品です。
三辺を合計すると180cmになってしまう超大型商品。
これを宅急便やゆうパックで送ることはできません。
こういう超大型商品を発送する場合もヤマト便を利用しましょう。
せどりを続けていくと、かなり利益が出るのだけど大きすぎる商品に出会うことが必ずあります。
そんな場合に備えてヤマト便の伝票は多めにもらっておくことをオススメします。
まとめ
FBA納品ではヤマト便を使うと大幅な費用削減ができます。
最大のデメリットと言える「宅急便よりも到着が遅れる」という点も、実質無いに等しいのでFBA納品にはヤマト便を使うのがオススメです。
商品を溜め込むことで納品回数を減らすことができますが、やっぱり仕入れた商品を売らずに保管しているのは非常にもったいないですよね。
販売機会を失うからです。
せどりで稼ぎ続けるにはコマメな納品が大事なので、ヤマト便を使って送料コストの削減をしてみましょう。
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