副業せどりの基本

せどり仕入れの判断基準とは?この商品利益出るけど仕入れて良いの?悪いの?



十兵衛です!

 

せどり初心者にとっての大きな悩みが見つけた商品を本当に仕入れてもよいのか!?ということです。

仕入れ値と販売価格には確かに差はあるけど、せっかく仕入れしたところでいざ売れなかったら仕入れ費用が無駄になっちゃうんじゃ・・・となかなか仕入れに踏ん切りがつかないものです。

 

ということで、今回は仕入れをしても良い商品と悪い商品についてまとめてみました。

これらを頭に入れておけば無駄な仕入れをなくすことができ、利益が増えるようになりますよ。

 

ぜひとも仕入れたい判断基準とは?

基本的にせどりではモノレートを使って仕入れるかどうか判断します。

ただ、モノレートを上手く読み込むようになると利益がさらに増えることになります。

 

安心安全の波形をしている「せどりの王道」商品

上の図以上に波形を打っている商品もありますが、これだけの波形があればまず安心して仕入れることができます。

仮に出品者が増えてしまい、価格が下がってしまってもいずれ元の価格に戻る可能性が高い商品です。

 

もし、こういう波形の商品をたくさん見つけることができたら全部仕入れても問題ありません。

最安値に合わせておけば納品と共にバカバカ売れていくことも珍しくありません。

仕入れ資金のキャッシュフローにも悪影響を与えないのでクレジットカードで全買いしてもOKです。

 

モノレート波形が「飛び石」はラッキーチャンス

ランキングの波形はあんまり良いとは言えないけれど、最安値と出品者数が飛び石のようになっている商品は確実に売れると言っても差し支えないものです。

飛び石型の商品は出品されたらすぐに買われるということを表しています。

世の中には手ぐすね引いて出品されるのを待っている人がいるんですね。

 

飛び石型のモノレートを描く商品は過去に売れた価格よりちょっと多めに設定しても売れていきます。

例えば前回の出品者が10000円で売れていたなら、10800円とかにしても何ら問題なく売ることができます。

 

価格が安定している談合みたいな商品

モノレートの波形がそんなに良くない商品でも積極的に仕入れたいのが価格が安定している商品

各出品者がまるで申し合わせたかのように価格を下げません。

民度の高そうな出品者ばかりです。

 

こういう商品は値下げをする出品者が稀に出てきても元の安定に戻ります。

資金に余裕がない場合は別ですが、そうでないなら全買いしても問題のない商品です。

 

FBAでの出品者が少ない商品

※プライムと書かれた出品者はFBA出品

出品者はたくさんいるけれど、FBAでの出品者が少なく自己発送が多い商品も積極的に仕入れたいものです。

というのは、FBAでの出品は自己発送と価格が同じ、もしくはちょっと高くても優先的に売れていくからです。

ライバル出品者が多少多くてもバンバン売れていくので、安心して仕入れることができます。

 

ただ、注意点としてはFBAの出品が不可能という商品の場合もあります。

他の出品者が全部自己発送だからと飛びつくのは危険。

そういう場合はAmazonセラーアプリでFBA出品が可能かどうか調べてから仕入れましょう。

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モノレートの期間を伸ばしてみる

上のモノレートを見た場合、「コレ全然売れてねえな」と思うでしょう。

ただ、こういう商品も期間を長くすることで売れる商品と判断することができます。

 

例えばモノレートを全期間で見てみると・・・。

先ほど述べた「飛び石型」のモノレートを描いています。

やはりこれも仕入れても大丈夫と言える商品です。

ちなみにこの商品は炎天下でも快適に作業できる空調服というものです。

 

なので、暑い季節になれば売れるというもの。

現在出品者されている商品もいずれ売れていきます。

モノレートは直近3ヶ月で見るのが基本ですが、12ヶ月やすべての期間で見るクセもつけておくと稼ぎが増えやすくなりますよ。

 

評価の高い商品は安全な仕入れ商品

仕入れても大丈夫か判断する際に見ておくと安心するデータがあります。

それはカスタマーレビューの数と星です。

 

 

Amazonで購入してからレビューを書き込む人ってそんなにいません。

わざわざ面倒ですよね。

 

なので、ある程度(10件程度)のレビューが書き込まれている商品というのは、分母である購入者が多いという証拠。

また、コアなファンが存在する商品とも言えます。

 

このような商品は速攻で売れなくともいずれは必ず売れていきます。

資金に余裕がある場合は仕入れるほうがよいですね。

 

また、星の数ですが3つ以上あれば問題ありません。

世の中にはどうしてもケチをつけたがる人もいたりするのでなかなか星4~5という商品はありません。

ぐるなびの評価と同じ判断基準でよさそうです。

 

待った!がかかる商品の判断基準とは?

積極的に仕入れたい商品がある一方、仕入れない方が良さそうな商品もあります。

では仕入れに待った!がかかるような商品とはどういうものがあるのでしょうか。

 

回転の悪い商品の大量仕入れはキケン

こんなモノレートの波形をしている商品がたくさんお店に置いてあったらどうしますか?

十兵衛の初心者時代だったらなんの迷いもなく全買いしてました。

ただ、こういう回転のあまり良くない商品が実にクセモノなんです。

 

こういう回転の商品だとなかなか売れないので各出品者が焦れてきます。

やがて価格を下げて売ろうとする出品者が現れるのがパターンです。

そうなると仕入れ時には出るはずだった利益が吹っ飛んでしまいます。

 

一つ当たりの利益が結構大きい場合なら値下がりしても利益を取れますが、基本的にこのような波形を打っている商品は2、3個の打診買いをして様子を見るべきです。

もし、一つ当たりの利益が少ない商品の場合は、見送る方が資金管理の上でも安心です。

 

 

中古では売れるけど新品では売れていない

一見、そこそこ波を打っているので売れているでは?商品と思いきや、実は売れているのは中古商品だけというパターンがあります。

例えばこの商品を新品18000円で売っていても全く売れることはありません。

この商品を新品で売るためには

 

12000円程度にしないと売れないワケですね。

このような判断ミスをしないためには、出品者数の増減を確認するのがベストです。

出品者が減っているかどうかで新品が売れているのか、中古が売れているのかを判断することができます。

 

逆のパターンで、ベビー用品のように新品は売れるけど中古は全く売れていない、というケースもあるので出品者数の増減は是非ともチェックしておきましょう。

 

複数売りでの販売価格の場合

店舗せどりをする場合、基本的には商品に付いているJANコードで検索します。

しかし、このJANコードがクセモノで時に間違った仕入れ判断を誘発してきます。

 

例えばこの柔軟剤の場合、一つのJANコードで検索してもこんなに商品が出てきます。

これらの違いは◯個セットという数量の違いです。

 

ちなみに一番上に出てきたのは写真は1個分なのに

15個セットというもの。全部の仕入れ値で利益が出るかどうかを判断しなければなりません。

でも、こういった時って見込み利益額が大きく表示されるので興奮するんですけどね・・・・。

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出品者がメーカーのみという商品

仕入れを続けていくと、出品者が1人しかいない商品に出くわすこともあります。

ライバルが一人だけならラッキー!と思いがちになります。

しかし、良く見てみるとその一人の出品者がその商品を作っているメーカーだったりすることが非常に多いんです。

 

こういう商品はAmazonに出品すること自体はできます。

が、やがてメーカー側から「販売許可を出していません」という内容のお叱りメールをいただくことになります。

無視してもやがてAmazonからお叱りを受けるので素直に引き下がるしかありません。

 

なので、検索した時に出品者がずーっと一人、という商品を見つけた時の仕入れ判断は✖️です。

ちなみに上の写真で一瞬だけ出品者が2人になっていますが、それ十兵衛の仕業です・・・・。

 

まとめ

せどり初心者に悩みがちな仕入れの判断基準の実例をあげてみました。

今回あげた件を憶えておくだけで、店舗での仕入れで「あーでもないこーでもない」「仕入れて大丈夫かなあ?」などと悩む時間を減らすことができます。

 

仕入れ判断に時間を取られなくなると、当然検索する時間が増え稼ぎが増えるようになります。

また、ムダな仕入れを減らすこともでき、資金効率的にもよいことづくめです。

是非、あなたの仕入れにも役立てていただきたいと思います。



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