十兵衛です!
日本全国にあるイオンは絶好の仕入れ場所です。
でも、実際にイオンに行くとかなりのスペースがあるので広すぎる!というイメージがありますよね。なので、闇雲に商品リサーチをした場合には疲労と利益が比例しません。
ここではイオンでは何を目印に仕入れをしたら良いか、そしていつ仕入れに行けばよいか、を解説しています。また、オイオイ!日本は47都道府県じゃんよ!という疑問は読み進めていただければ腑に落ちるようになっています。
これを読めば週末の家族サービスが「お金を使うこと」から「お金を稼ぐこと」に変わるので、ぜひ最後までお読みください。
イオンとはどんな仕入先?
イオンは日本全国にあります。なので、あなたがどこに住んでいようとせどりの仕入れをすることが可能です。しかも、ほとんどのイオンが広大な敷地を持っているため駐車場代は無料という店舗。クルマで仕入れに行く人にとってはありがたい店舗です。
福井県以外の46都道府県にイオンはある
日本全国に点在するとはいえ、唯一イオンが存在しないのが福井県。その割にテレビではイオンのCMが流れたりします。隣の石川県にまで足をお運びください、ということですね。
ちなみに、福井県内にイオンが存在しないのは「揉めた」という理由だそう。かつて福井県内にはイオンの前身であるジャスコはありました。しかし、ジャスコの移転に伴う費用について福井県とイオン側で揉めたそうです。
それ以来、福井県としてはイオン拒否!みたいな感じなんですね。
ショッピングモールとスーパーに分かれる
イオンには映画館や様々なブランド店が入っている「ショッピングモール型」と生鮮食品がメインの「スーパー型」の2種類に分かれます。
いろんなチェーン店の場所を検索できるロケスマでも
イオンは2つに分かれていますね。
基本的に仕入れやすさや仕入れるられる商品に変わりはありません。ただ、地方へ行けば行くほど「週末は家族でイオン」というのがディフォルトなので、土日にイオンモールに仕入れに行くと結構混んで能率が下がるかも。それどころか、「駐車場が空いていない!」なんてケースも多いんです。
イオンモールに関しては、家電量販店やブランドショップなどテナントがたくさん入っている方ではなく、イオン直営のフロアで仕入れします。
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基本的に独立採算性
イオンがせどりの仕入先として優秀な理由の最大はコレ。実はイオン各店舗は独立採算性を採用しています。ダメな店舗を優秀な店舗でカバーしよう、イオン全体で儲けられればいいや、というよりも各店舗間で競争させる、という方針を取っているんですね。
このため、全国の店舗が同じ商品を同じ価格で一斉にセールを行わない傾向があるんです。一部の商品を除けば、ヤマダ電機の全国一斉セールみたいに
安売り→出品者激増→価格ダダ下がり
という出品者殺しが起こりにくいという面があります。
イオン銀行が便利
イオンにはキャッスディスペンサーが必ず設置されています。店舗の場所によって様々な地方銀行のキャッシュディスペンサーが用意されているのですが、どこのイオンでも設置されているのがイオン銀行のキャッシュディスペンサー。
このキャッシュディスペンサーはイオン銀行以外のキャッシュカードで引き出したりすると、手数料を引かれてしまうんじゃないか、と思いがちなのですが実はイオン銀行では三菱UFJ銀行とみずほ銀行のカードでは引き出し手数料が無料になります。(平日9:00〜18:00のみですが)
地方へ遠征せどりした場合など、都市銀行って車を駐車し辛い場所にあるのですが、イオンを使えばこれも解消するワケですね。
イオンで仕入れできるコツとは?
ではイオンではどうやれば仕入れできるのでしょうか?
イオンは様々な商品を販売しているのですが、基本的にオールジャンルで仕入れができます。その見分け方としては価格表示を見ればよいのです。
当てはまったら全ての商品が仕入れ対象になるという訳ではありませんが、闇雲にリサーチするよりもはるかに高確率で仕入れ対象商品に出会えます。
赤札シール
イオンせどりでの王道なのが、赤札シールを見つけることです。この商品は当初の価格より大幅に安くなっていることが多いため利益が出る確率は高いんです。このシールを見つけたら必ずリサーチしましょう。
ちなみにイオン以外のスーパーでも同じ赤札シールを使用する店があります。買い物時にでも発見した場合には忘れずにリサーチしましょう。
値下げ後価格シール
主にワゴンセールで貼られているシールです。こちらも大幅に安くなっているので、仕入れ対象になりやすい商品と言えます。
ただ、このバーコードはカメラやバーコードリーダーでは読み込めないんですよね。なぜかというと13桁のJANコードの前になにやら書かれているから。
しかも、このシールが貼られている商品はJANコードにも
このように読み込めなくされているケースが多いんです。シールを剥がして検索する、という手もあるのですが、ここはJANコードの数字を手打ちするのが大人のマナーというものですよね。シールを剥がした跡がある売り物っていうのはなんか気持ちのよいものではありません。
PRICE DOWN
この価格表示も仕入れ対象になり得るポップです。見かけたらリサーチしましょう。
商品入れ替えのためご奉仕品
こちらの価格表示も必ずリサーチしたいポップです。
安い値!
この「安い値!」も仕入れ対象になるポップです。ワゴンの中に多いのですが、発見したら必ずチェックを。
展示・在庫限り
展示・在庫限りの表示は「廃盤商品」を表します。Amazon本体の出品がなくなり、定価以上のプレ値になっている場合が度々あります。このポップも忘れずにチェックしていきましょう。
キリの良い価格
イオンの隠れサインと言われるのが、キリの良い価格表示です。イオンの価格設定は通常の場合、本体価格が1980円だとか3980円などになっています。しかし、本体価格が1000円とか10000円などのようにキリの良い数字になっている場合はリサーチする価値があります。
安くして早く店内ディスプレイを変更したい!というイオン側の意図があるので、利益が出る可能性が高いんです。
注意!トップバリューはダメです
ただし、イオンでの仕入れで注意しなければならないものにトップバリューのロゴが付いた商品があります。このトップバリューはイオンが製造・販売しているプライベートブランドで、Amazonでは販売することはできません。
リサーチするだけムダなので、トップバリューのロゴが付いている商品はスルーしましょう。
もっとイオンで稼ぐには?
イオンでは利益が出やすいポップを発見することで、仕入れ対象になる商品を見つけらると説明しました。このような目印は通常時でも見かけるのですが、実はこれらのポップがもっと出現する時期があるんです。
決算月の2月は稼ぎ時
せどりで一番の稼ぎ時と言えるのが決算月。イオンにも当然決算があります。そのイオンの決算月は毎年2月です。なので、1月中旬あたりから2月いっぱいまでは安売りの商品の質・量ともによくなります。
一般的な企業の決算期は3月なので、この時期は他店舗よりもイオンせどりを優先する方が良いかも。
毎月5日・15日・20日・25日・30日はお得
CMで一度は聞いたことがあるのが「はつーかさんじゅうにち、5パーセントオッフ♫」という歌。イオンでは毎月20日と30日に5%オフが実施されます。
基本的に全ての商品が5%安くなる、という日ですがゲーム機本体だけはこの恩恵を除外されるので注意です。
「たったの5%だけかよ?」とお思いかもしれませんが、そこは天下のイオン。激安商品をチラホラ用意してくれていることが多いんですよ。
また、イオンでは5日・15日・25日という末尾が5に日にも「お客さまわくわくデー」というポイントが2倍になる日もあるので、仕入れ日の選択も重要になってきます。
火曜市を狙え
イオンでは毎週火曜日に「火曜市」というセールを行います。この日は通常に比べてセール品が増えます。もし、火曜日に仕入れに行ける場合にはイオンを仕入れルートに入れておくのをオススメします。
ただ、せどりとは関係ない一般のお客さんも火曜日を狙っているようで、どうしても火曜日は混雑してしまいます。駐車場も店舗入り口から遠い場所にしか置けない、なんてこともあります。
20日前の火曜市は大注目!
ここで是非とも頭に入れておきたい知識があります。さきほどイオンは独立採算制と述べましたが、各店舗は毎月20日を締め日として、イオン本部への売上・利益などの報告を行っています。
なので、毎月20日の直前には良い報告をするために、セールを行い売上を伸ばそうとします。ただ、なかなか売れない商品があったとしても、売れ行きの良い他店舗に運んで売る訳にもいきません。各店独立採算してますからね。
必然的に、自店舗でなんとか売ろうということになります。イオンにはこういうルールがあるので、毎月20日になる直前の火曜日はもっとも気合を入れてセール品を用意する傾向があるんです。
例えばこのカレンダーの場合だと
締め日である20日の直前の火曜日、17日がもっとも狙い目という訳ですね。この火曜日はいつもの火曜市以上に仕入れがしやすくなります。
ということは・・・・・・20日が火曜日という場合は最強のイオン日和といえるのです!
11月のブラックフライデー
イオンでは例年11月23日の勤労感謝の日あたりの金土日にブラックフライデーという大々的なセールを行います。このブラックフライデーはいつもにも増して安売り商品を用意してくれていますので、この時期にはイオンを必ず仕入先にしましょう。
[box class="black_box" title=" 過去2年のブラックフライデーは"]
2017年の場合は11月23日(祝・木)から26日(日)まで
2018年の場合は11月23日(祝・金)から25日(日)まで[/box]
2019年は勤労感謝の日である11月23日が土曜日に当たるので、11月22日(金)からの三日間になりそうですね。
ちなみに2018年のブラックフライデーは店舗入り口で「ブラックフライデーカレー」なるレトルトの カレーを配っていました。毎年いろんな趣向でプレゼントを用意するみたいなので、仮に仕入れられなかったとしてもお得ですよ。
ただ、ブラックフライデーでは一つ注意点があります。それは全国一斉に安売りするという商品も存在するということなんです。リサーチして利益が出る!と仕入れてみたものの出品者数が激増して利益どころじゃなくなる、なんてケースもあるんですね。
ブラックフライデー時にはモノレートユーザー数を確認して、全国のせどらーがチェックしていないかを調べることが非常に大事です。
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イオンで実際に仕入れたものをご紹介
ではイオンではどのような商品が仕入れられるのでしょうか?実際に十兵衛がイオンで仕入れた商品を3つご紹介します。
防災用品
アイリスオーヤマ 地震速報機 (FMラジオ放送報知音連動型) EQA-001
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仕入れ値:1080円
販売価格:3000円
利益:1071円
利益率:35.7%[/aside]
イオンのワゴンに放り込まれていた商品です。1000円の赤札マークがついたものでした。アイリスオーヤマはパナソニックやソニーなどに比べてブランドイメージが高くないですが、Amazonのユーザーには根強い人気があるメーカーなので要チェックですよ。
加湿器
三菱重工 roomist スチームファン蒸発式加湿器 ホワイト SHE35MD-W
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仕入れ値:9331円
販売価格:15800円
利益:4233円
利益率:26.8%[/aside]
家電製品も思い切りよく値下げしてくれるのもイオンです。前シーズンで売れ残ってしまった旧型商品が新型商品の横で安売りされるケースがよくあります。
ゲーム
創作アリスと王子さま! - 3DS
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仕入れ値:1058円
販売価格:5000円
利益:2966円
利益率:59.7%[/aside]
ブラックフライデーセールで仕入れられた商品です。980円(税別)という価格がどうもオカシイ、と思い検索した商品です。全国的に安売りしているのでは?と疑心暗鬼になるような商品だったのですが、モノレートユーザー数は平時と変わらない状態。
クリスマス商戦時ということもあって、FBA納品→即売れというオイシイ仕入れでした。
まとめ
イオンでの仕入れ方を解説しました。
イオンでは自分の都合の良い時に仕入れに行っても利益に出る商品を見つけることができますが、火曜市やブラックフライデーなど時期も併せて活用するともっと仕入れることができます。
スマホのカレンダーなどにイオンの仕入れ日などを事前に入れておくと、効率的なせどりの仕入れができるようになりますよ。ぜひご活用ください!