実録!中国OEMは難しい?おすすめできるものか検証してみました

 

OEMに手を出してしまった十兵衛です。

「手を出してしまった」という表現はあんまりよくないかもしれません。

でも、あま~い言葉に誘われてしまった自らへの戒めとして、OEMをやってみた経緯を話してみたいと思います。

 

正直、OEMは

「チョーめんどくさい」

です。

そして

「チョー難しい」

とも言えます。

 

なのであんまりオススメしませんが、絶対やるな!ということではありません。

もしこれからOEMをやってみたい!やる予定!

という方がいらしたら人柱?の感想を参考にしてもらえたらなあ、と思います。

 

また、OEMを題材にした情報商材も販売されています。

こういうのとか。

井上悠「Zero Oneプロジェクト」(ゼロワンプロジェクト)で完全丸投げは高くつきそう?

 

OEMをやってみたい方は、まずOEMの実態を知っていただきたいと思います。

 

ではいってみたいと思います。

 

OEMとは中国などで自社ブランドを作ること

せどりである程度は稼げるようになった十兵衛でしたが、

「今日は儲かるなあ~」

という日があったり

「全然アカンやんけ・・・・。1日動き回ってわずか2万円か・・・・。」

なんていう日もあり、稼げたり稼げなかったりという日が繰り返されておりました。

 

そんなある夏の日、無料の物販セミナーをネットで見つけたのです。。

「まあ、無料だし何かのヒントでも見つけられるかな?」

くらいの気持ちでせのそのセミナーに参加してみたのです。

そこで知ったのがOEMでした。

 

OEMとは簡単にいうと、

「中国などで安く作った商品を自己プランドにして日本で売る」

というものです。

 

このOEMの利点は

・日本でパカパカ売れているものと同じものを仕入れるので、自分の商品もパカパカ売れていく

・日本の1/10くらいの価格で作れるので利益もバッチリ

・商品が売り切れたらまた注文すればいいのでエンドレスに稼げる

というように力説されたので

「これなら安定的に稼げるのでは・・・・?」

と十兵衛は食いついてしまったのです。

 

なんでも、近々中国での仕入れツアーがあるとのこと。

十兵衛はあんまり考えもせずに10万ちょっとの参加費を支払って参加してしまったのです・・・・・。

 

 

いざ中国・イーウー市場へ 輸入業者みたいでかっこいいやん

 

まだまだ残暑の残る中、意気揚々と中国へと向かう十兵衛。

まずは上海までは飛行機でいきます。

なんか輸入業者みたいでかっこいいような。

「自称・貿易商です!」って言えるのかな?

 

上海へはLCCを使えば往復4万円ほどでいけます。

実はLCCに乗るのは初めてだったので、

「席は狭すぎて足は伸ばせるのか・・・?」

「水も出ないだろうし、空港で3本ほど買い込もう」

などビビりつつの初LCCでした。

 

でも、普通に機内食もアルコールも出るんですね。

心配しすぎて損しました。

 

で、無事上海に着くもここからは中国版新幹線で移動。

地図でみると目的地イーウー(義烏)はここ。

上海ー義烏まで3時間以上もかかります。

 

時速300km/hと表示されている新幹線でしたが、正直行って時速250km/hも300km/hも違いはあんまり分かりません。

車内で大声の中国人たちの会話に眠りを妨げられ、床がゴミだらけという状況に閉口しつつもおよそ3時間の新幹線移動でした。

ここで初日の日程は終了。

時差が1時間しかないのですが、移動だけで日が暮れてしまいました。

 

「この移動時間が他の日本人があんまり参入してこない壁になってるんですよ。」

とツアー主催者のお言葉。

すっごい納得してしまいました。

確かに飛行機から新幹線に乗り継いでまではなかなか行く気になりませんよね。

 

ちなみに在庫が無くなった場合、次は現地に行かなくてもネットなどで再注文できるそう。

 

OEMの流れはノベルティを作って売るような感じ

 

翌日、意気揚々とイーウー市場へ到着。

これがまたデカイ。

東京ドーム30個分とのことですが、もう意味わからないくらい広かったです。

1店舗はそんなに広くないのに、同じような店がたくさんあるという感じです。

 

そんなのが5階まであるのですから

「絶対、迷子になりそう・・・。」

とビビったのを憶えています。

エスカレーターがところどころ止まっているし・・・・。

目印になりうるヘンテコなものを置いてあるお店をチェックしとくのがオススメです。

 

さて、仕入れる商品を探す手順なのですが、ざっくりいうと以下のような感じです。

1、日本のAmazonで売り上げランキングのよい、簡易的な商品をリサーチしておく

  簡易的な商品とは傘とか文房具、スマホケースなど。

  ノベルティグッズにあるようなものを想像していただければと思います。

 

2、1の中で、amazonの手数料や送料を除いてもある程度のお金が残るものをピックアップ

 

3、ピックアップした商品の写真を手掛かりにだだっ広い市場を探し回る

 

中国語翻訳のアプリをiphoneに入れて、目的の商品が置いてあるお店を回っていきます。

カウンターで食事したり、動画みてたりとやる気のない店員が多いのがやけに目につきます。

中には明らかに面倒くさそうな顔をする店員も。

 

一日中、歩き回りなんとか目当ての商品を見つけ出しました。

商品は靴擦れを予防するパット。

 

両足分×4個で1000円くらいで売れそうなもので、仕入れ値は100円ほど。

これに日本への輸送費やら関税がかかってくるので1セットで3~400円ほどの利益を見込めそうです。

 

1000ロットほどの大量買いをすればもうちょっと単価が安くなるのですが、さすがにそれは怖かったので500個の注文。

これでも160サイズのダンボール2箱にもなるそうです。

 

ニコニコ現金払いで店主のおばさんと握手。

「ふう〜」と構内にあるベンチで一休みしてふと見た携帯にびっくりです。

iPhoneについている万歩計には歩行距離がなんと14km!

階段の登り降りもあったので足パンパンでした。

 

ここで豆知識を一つ。

中国の公共機関のトイレにはトイレットペーパーは常備されていません。

というか、日本のように紙は流しちゃダメで便器横のゴミ箱に捨てるのがルールです。

中国へ旅行の際は是非ポケットティッシュのご用意を。

 

やることと出費がいっぱいOEM

 

仕入れた商品が全部売れた場合、5万円ほどの利益になりますが売り切れそうになったらまた注文すればいい、とのこと。

「よっしゃー売ったるで!」と気合も入り満足な中国遠征でした。

この先のことも知らずに・・・・。

帰国して1カ月ほどで商品が届きました。

ところがこれをスグに売ることはできないのでした。

 

まず、商品登録をしなければいけません。

商品名から重量などを登録するのです。

コレは自分でできました。

 

ところが、写真は携帯でピャッと撮るわけにはいきません。

照明や使用シーンなど商業用のカタログなので、それなりのものを用意しないといけません。

 

ツアー主催者に相談したところ、3万円でプロに商品撮影を頼めるとのこと。

「3万か~。痛いけどしょーもない写真だと売れないかも・・・。」

と意を決しお願いすることに。

 

数日後無事写真も用意できたのでいざ出品!と思いきや、ツアー主催者から

「JANコードの申請はできていますか?」と聞かれます。

JANコードとは商品についているバーコードのことです。

 

「ん?JANコードいるの!?」

と思いましたが、商品販売には必要になるとのこと。

これで1万円が出て行くことに・・。

 

「さあ、今度こそ出品するぞー」と意気込んでいるとまたまた主催者からのお電話が。

「ブランド申請はしないんですか?」と。

なんでも、ブランド申請をしていないと同じものを見つけた人が自分の作ったカタログページで相乗り販売できちゃうらしい。

 

「せっかく独占販売できるのにそれをされちゃたまらん」

と思うもののロゴ制作と申請に5万円ほどかかるとの事・・・。

でも商品を仕入れてしまったので、逃げ場はなくさらに出費してしまうのです。

 

Amazonでは競合相手が強いので在庫リスクが・・・・。

 

やっとのことで出品を果たした十兵衛なのですが、ここまでなんと3カ月かかっていました。

申請ってけっこう時間かかるんですよ・・・。

 

ところがこの先には悪魔が立ちふさがっていました。

amazonの倉庫へ送っていざ販売!となりましたが、世の中そんなに甘くない。

これがなかなか売れないんです。

 

そりゃあ、今まで売れている商品の丸パクリですから、それより安くでもしない限り売れません。また、認知もされていないので売れないのが当然です。

品質はいいもなんですが・・・。

 

ツアー主催者に聞いた対策としては

・スポンサープロダクトで宣伝する(お金出してサイト内で目立たせる)

・主催者に1つ買ってもらって良いレビューをつけてもらう

などと聞いたので試してみましたが、それでもまったく売れないのです・・・。

月に1個売れるか売れないか、って感じです。

 

「あれ?ひょっとしてOEMってアカンやつじゃないのか・・・・?」

と思う日々が続きます。

 

そんな十兵衛に追い打ちをかける出来事が。

それは、まったく同じ商品を出品する別の業者が増えてきたのです。

いわゆる「競合相手」というやつです。

しかも、もっと安値で。

 

「え?ウソやん!」

もうこんな感想しかありませんでした。

その新しい出品者の販売者ページを調べてみると、そこには明らかに中国人と思われるお名前と店名がありました。

 

ここで十兵衛の心は折れてしまいました。ポキ。

 

十兵衛はまた新しい商品を仕入れるとなどとは考えずに、仕入れちゃった商品たちを細々と売って行くことになるのでした・・・・・。

 

中国OEMは難しいのまとめ

 

OEMははっきり言って難しいです。

やっぱり在庫を抱えるという行為はリスキーだと改めて思いました。

 

仕入れてしまった大量の靴擦れパッドたちは、まだまだダンボールで待機しています。

現在はメルカリで細々と売れていくのを待っている状況です。

数百円の商品なのに「もうちょっとマケテくれませんか?」メールにうんざりしながら。

 

結局仕入れ代金も回収できていませんが、それ以上にいろんな出費がありましたので整理してみます。

仕入れ代金:50000円

送料・関税:50000円

商品写真撮影:30000円

JANコード申請:10000円

ブランドロゴ作成・申請:40000円

飛行機:40000円

ツアー参加費:100000円

以上の金額は概算数字ですがこれだけで32万円もかかっています。

 

実際は食事代や空港までの交通費などもかかっているのでそれ以上でした。

びっくりの金額です。

 

ここまで読んでいただいたら、OEMで稼ごうとすると仕入れ代金以外にこんな出費があるんだということが分かっていただけたと思います。

副業でやっていくにはちょっとハードルが高いイメージでした。

 

十兵衛はもうOEMはコリゴリです。

ちゃんとせどりで稼いでいこうと思います。

 

お読みくださりありがとうございました!

 

 

 

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