せどりの始め方

地方でのせどりは可能です!!田舎で仕入れる方法と注意点をまとめてみました。



十兵衛です!

このブログの読者から結構多く受ける質問のひとつに「田舎地方でせどりはできますか?」というものがあります。

確かにせどりは、商品数や店舗数が多い都市部のほうが有利なイメージがあります。

 

が、結論から言うと田舎でもせどりはできます。

むしろ、田舎のほうがやりやすいんじゃ?と十兵衛は個人的に思うのですが、今回は地方でのせどりの有利な点について解説していきます。

 

田舎より都市部がせどりで有利な点とは?

まず都市部が田舎よりせどりで有利な点を見てみましょう。

店舗数が多い

店舗数が多いのが都市部の一番有利な点。

一つの駅を利用するだけで、複数の店舗に仕入れに行くことが可能になります。

当然、店舗数に応じて商品数も多いという大きな利点があります。

 

店舗が密集している

仕入れできるお店が徒歩で行ける場所に密集しているので、移動費や時間を割くことができます。

 

田舎が都市部よりせどりで有利な点

都市部が有利な点の逆が田舎の不利な点です。

店舗数の少なさや店舗が点在しているという点は如何ともしがたい条件。

しかし、田舎でのせどりには都市部よりも有利な点がいくつかあるんです。

 

地方はライバルが少ない

田舎でのせどりは「ライバルが少ない」という大きなメリットがあります。

人口比を考えたら当たり前なのですが、ライバルが少ない=仕入れの先を越される、ということが少ないのです。

 

都市部での仕入れでは、スマホ片手に商品を調べている人をよく見かけますが、地方ではなかなか見かけません。

地方ではむしろ「お、珍しい!」とある種の感動を覚えます。

 

古い商品が残っているケースが多い

せどりのライバルが少ない地方ですが、普通に買い物をするお客さんも都市部に比べて少ないのも大きなメリットです。

人口の少なさ=購入者の少なさということで、どうしても売れ残ってしまう商品が出てしまいます。

 

この売れ残りが延々と放置されてしまい、今はどこに行っても売っていない「お宝商品」に化けていることが多いのです。

 

駐車場の心配がいらない

車を利用して仕入れに行けるのが地方でのせどりです。

駐車場のないお店は商売する気がない、と言われても仕方がないのが地方での常識。

駐車場の心配がいらないので、時間を気にせずリサーチをすることができます。

 

一方、都市部でコインパーキングを利用すると、1時間600円なんていうことはザラ。

もし、仕入れできなかったら損がでてしまう、というギャンブル的な要素があります。

 

地方で稼げるせどりのやり方とは?

では、地方ではどのようなやり方でせどりをすれば良いのでしょうか?

この点を十兵衛の経験からまとめてみました。

 

仕入れのジャンルを広げる

都市部でせどりをする場合には「俺は家電量販店でしか仕入れない!」「私はヤマダ電機だけで仕入れるわ!」などということが可能です。

しかし、地方でこんな宣言をしてしまうと、継続的な仕入れはできません。

理由はもちろん、店舗数が少ないからですね。

 

なので、地方でせどりをやる場合には「ジャンルを絞らない」ということが重要です。

いくら店舗数が都市部に比べて少ないとはいえ、家電量販店・ホームセンター・リサイクルショップ・スーパー・カー用品店・ディスカウントショップなどかなりの店舗数になるはずです。

これだけ種類があれば、仕入れられる在庫が復活する1ヶ月以内では全部回れないほどの仕入先を確保することができます。

また、同様に仕入れる商品カテゴリーも増やしていくことが大事です。

 

ローカルチェーン店を狙う

全国展開しているチェーン店とは別に各地方でのみ展開しているローカルチェーン店があります。

代表的な例として地域密着のホームセンターがわかりやすいかもしれません。

 

こういうローカルチェーン店では売れ残る商品も似るよう傾向があり、1店舗で仕入れられる商品を見つけた場合、他のお店でも仕入れることができます。

例えば、この商品。

※クリックすると拡大します

一つのお店で発見したことの商品は同じチェーン店でも発見することができました。全てのお店を回った結果、20個という仕入れに。

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ルート設定は仕入れ前の必須作業

店舗が密集していないので、店舗間移動にも工夫が必要です。

https://www.locationsmart.org

効率的に店舗を回るには事前にどの店にいくか、を決めておくのが大事です。

ロケスマというアプリを使えば、どこにどのチェーン店があるのか一目瞭然なので仕入れ前のルート設定は必ず行いましょう。

 

モノレートを「長期」で読むクセをつける

地方でのせどりではもうどこにも売っていない古い商品を見つけることが多くあります。

定価の倍以上で売れたりすることもあるお宝商品ですが、これを見つけるためには「モノレートを長期で見る」ことが必要なスキルになります。

例えば、この商品。

 

過去三ヶ月では出品者すらいないため、仕入れ対象になるか判断はできませんが、過去12ヶ月のデータを見てみるとキッチリ売れています。

 

 

お宝商品を見つけられる可能性が多い地方でのせどりですが、モノレートを長期で見るスキルがない場合スルーしてしまいます。

最近売れていない商品を発見した場合、最低でも過去一年間のグラフをチェックすることを忘れずに。

 

地方でせどりをする場合の注意点とは?

地方でのせどりでは都市部にはない注意点があります。

車は必須になる

都市部では主要駅の周りに店舗が密集する傾向がありますが、地方ではこれが当てはまりません。

むしろ、主要駅周辺の方が寂しい街並みだったりします。

地方では国道などの幹線道路に仕入れられる店舗が集まる傾向があるので、車移動は必須になってしまいます。

 

閉店時間が早い

地方では夜8時ともなると一部を除いて閑散とした雰囲気になります。

そのため、都市部のように夜10時11時まで開いているお店が少ないのが難点。

中には夜7時には閉店なんて店舗もあったりします。

 

クレジットカードが使えない店舗もある

クレジットカードを使った場合の手数料は1回、もしくは2回払いの場合手数料を取られません。

その手数料はお店側が払ってくれているからです。

 

この手数料を払うのがイヤなので、クレジットカードでの支払いを受け付けていない店舗がチラホラあるのが地方の特色。

仕入れられる商品を見つけても現金でしか買えない、というケースもあります。

地方での仕入れではある程度の現金は用意しておいた方が無難です。

 

とはいえ、消費税10%によって中小企業を対象にした「キャッシュレス・消費者還元事業」によってpaypayなどに電子マネーを使える店も増えてきましたけどね。

 

田舎とはいえここまでだと無理

地方でのせどりも

写真のような田舎までくると正直ツライです・・・・・・。

お店がないですから・・・・。

さすがに村唯一の食料品店ではせどりは難しいかと。

 

こういった場所で仕入れが可能なのはコメリだけかもしれません。

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まとめ

地方での田舎せどりについて解説しました。

確かに地方でのせどりは都市部に比べて、店舗数・商品数という点で不利な面もありますが、ライバル数が少ないことや誰にも買われなかった古いお宝商品が残っているという面でメリットがあります。

結論としては地方での田舎でもせどりはできるんですね。

ただ、情報発信者の中には、地方や田舎は店舗が少ないのでネットで仕入れる電脳せどりをやりましょう!と言っている人がいるのですが、正直???な意見だと十兵衛は思います。

 

だって、ヤマダ電機は日本全国どこにでもありますが、ヤマダのネットショップはヤマダウェブコムただ一つだけですから・・・・。

店舗が少ないからと安易に電脳せどりに挑戦するのはどうかなあ、と思うのでした。

 

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