十兵衛です!
中古商品をAmazonで販売する時には
- コンディション
- 写真
- コメント
の3つに気を使えばバンバン売れていきます。
今回は中古商品をバシバシ売るための秘訣をご紹介します。
中古商品のコンディションの選定基準とは?
中古商品を販売する際には「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」の4つのコンディションのうち一つを選択しなければなりません。
しかも、その選択は出品者の任意選択です。
一応、Amazonのコンディションガイドラインには細かい説明が書かれています。ただ、結構あいまいな表現のものも多くて判断に困ることが多いのが難点。例えば、「使用軽度」なんて表現はまさに曖昧。3回しか使ってないから軽度、4回は重度みたいな線引きがなく、判断基準がよく分かりません。
仮に線引きされてしまっても、「この商品の前のオーナーは4回使用したそうです」なんて説明できるリサイクルショップなんてまずないですけどね。
また、扱うカテゴリーによっては選べるコンディションが違う場合もあります。
例えば、メーカー純正の化粧箱が無い場合、
[aside type="boader"]
おもちゃやホビー → 「可」しか選べない
パソコンやカメラ → 「非常に良い」「良い」「可」のどれかを選べる[/aside]
とガイドラインに沿ってやると、出品可能なコンディションが変わってしまいます。でも例えば、純正の化粧箱ではなく市販のダンボールにパソコンが詰められていて送られてきたとします。それを「非常に良い」商品と言われても「なんか・・・・ちょっと・・・・」ってな感じになりますよね。
しかも、いちいちカテゴリー別に判断していくのもキツイお話です。仕入れの時に毎回「このカテゴリーどうだったっけ?」なんてやっていたら、時間がいくらあっても足りません。
では中古商品のコンディション選定はどうすればいいのか?それは自分が購入者だったらどう思うか?を考えるのがベストです。自分がAmazonで注文していざ届いた商品がコレだったらどういう感想を持つか、これが一番確実なコンディション選定の基準になります。
「でも主観だからなあ」と思うでしょうが、次に説明する写真添付をすることでトラブルを防ぐことができます。だって写真を見た購入者の主観が書かれたコンディションと違う場合には買わないですからね。
出品者の主観=購入者の主観が一致した時に購入されるのであまり心配は要りません。
どのコンディションでも写真は絶対掲載する
中古商品をバシバシ販売するには「写真添付」は必要条件です。
モノ自体を見ないことには購入者は決断できませんから。仕入れる際に「この商品は開封して見ることはできません。購入後お確かめください」なんてリサイクルショップがあったらまず買いませんよね。
これと同じく、購入者を安心させるためにも写真撮影は必須です。なので、ほぼ新品だろうが可だろうが写真を添付しましょう。
この記事にも書きましたが、Amazonセラーアプリを使えば楽チンなので。
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では中古商品の写真撮影時に気をつけないといけないのはどんな事なのでしょうか。
① 化粧箱や説明書付属をアピールする
できれば、化粧箱や取扱説明書が付属している商品を出品したいところ。本体を裸で出品するのとでは価格はもちろん、売れ行きの早さにも影響します。
あくまでメインは製品ですが、箱や説明書も付いてまっせ!と説明しておくと購入者の気持ちも変わってきます。
② 製品にホコリや汚れがある場合は拭く
当たり前の話ですがホコリが付いている商品は見栄えがよくありません。
左の写真はホコリが付いていてちょっと印象悪いですよね。左右の写真の違いはサッと拭いたかどうかだけなのですが。
③ 電源の入る商品はランプ点灯の写真も入れる
コメント欄に「動作確認しております」と挿れるよりも、圧倒的な説得力があるのが電源が入るかどうかの写真です。
電源ランプが着くということだけでも、購入者の安心感が違います。
④ 畳の上はちょっと・・・。
中古商品の写真撮影をする際には、敷物や画用紙などの上に商品を置いて照明も・・・・と結構な撮影をしないといけないイメージがあります。ただ、十兵衛の経験では綺麗なフローリングの上に並べた撮影でも問題なく売れていきます。
照明に関してもそこまでこだわらなくとも、自然光を取り入れた明るい写真なら問題なし。しかし、一つNGが。それは畳の上に置いての写真です。
経験上、「畳の上」で撮影した写真は売れ行きがかなり遅くなりがちです。やっぱり生活感が出ちゃうからでしょうか・・・・?
以上の4点の注意して写真を添付すれば「中古商品が売れる土台」は完成です。
では、さらにバシバシ売るためにがどうすればよいのでしょうか。それはコメントの書き方なんです。
中古商品の売り上げがアップするコメントの書き方は?
中古商品の売り上げを上げるにはコメントで購入者の背中を一押しさせる必要があります。その点で効果的なコメントの書き方を挙げてみます。
中古商品はショッピングカートを獲得する事はできないため、中古商品を購入する際には必ずこの画面になります。
なので購入者は必ずコメントに目を通します。このコメントで売れ行きが変わるというのは大げさな話ではありません。では、一体どんなコメントを書いておけばいいのでしょうか?
① 「返品・返金しますのでご安心ください」を挿れる
FBA納品の場合だと、もし商品に問題があった場合には有無を言わさず返品・返金されてしまいます。また、自己発送で販売した場合でも、返品を希望されてもゴネるだけ無駄です。アカウントに傷がつくだけですから。
購入してから1ヶ月経たない限り、我々出品者は返品・返金は受け付けざるを得ません。
ということは、どうせ返品・返金するならこの点を逆にアピールして購入者を安心させるのが得策です。
万が一、商品に問題がございましたら全額返金させていただきます。
この一言を入れるだけでも購入者の安心感が高まります。「全額」ってところが結構ポイントですよ。
② 悪い点→良い点の順に書く
[aside type="boader"]
- A子はめちゃくちゃ綺麗だけど、性格めちゃくちゃキツイ。
- A子はめちゃくちゃ性格キツイけど、めちゃくちゃ綺麗。[/aside]
この2つの表現だとどちらがA子に興味を惹かれますか?十兵衛的には②のA子に興味が・・。
心理学的にも最後に述べられているほうが強調されて印象深くなるのが人間です。付属品の欠品や状態の悪い点などマイナス面を先に述べてから、アピールできるプラス面を文章の後ろに回しましょう。これだけでも商品に対する印象が変わってきます。
逆に、良い点→悪い点という説明だと商品に対する印象が悪くなってしまいます。
③ Amazon配送センターから発送いたします
FBAを利用して販売する商品はAmazonの配送センターから購入者に送られます。それでもAmazon配送センターから発送というこの文言を追加するだけで、購入者は「ちゃんと送ってくれる」という安心感を持つことができます。一方、自己発送で販売する場合には
発送はご注文日の翌日中に行います
みたいな文言をいれると効果があります。
④ メーカー規制で「ほぼ新品」で出品する時は
十兵衛は相変わらずパナソニック製品のメーカー規制がかかっているので、パナソニック製品を新品で販売することができません。もし、新品のパナソニック製品を仕入れることができても「中古ーほぼ新品」で販売しています。
こういう場合でも出品コメントにある工夫をして売り上げを伸ばします。それは・・・・。
新品未使用なのですが、化粧箱に多少のスレができてしまったため中古で販売させていただきます。
です。
輸送時や保管時にスレができてしまった、というコメントでもOKです。あくまでも製品自体は新品ということをアピールすることが重要です。ほぼ新品が売れやすい相場は新品価格の約8割ですが、新品出品者は中古の価格はチェックしないので、相場は安定しやすいのも利点。このようなコメントでメーカー規制のかかっている商品をバシバシ売ることができます。
ちなみに、「Amazonアカウントの影響で新品で売ることができないため〜」という文言を使ったこともありますが、やはり一般の購入者からはイメージが悪いのでしょうか。売り上げ的にはちょっと・・・。という感じでした。
また、購入者から高い評価をもらえる可能性も高いのがこのパターンです。「箱に傷があるとのことでしたが、傷は全くなく新品でもおかしくありませんでした」なんてコメントをもらえることがよくあります。そりゃそうです、だって新品ですから。
まとめ
Amazonで中古商品をバシバシ売るためには
- 自分が買い手になった場合納得できるコンディションを選ぶ
- 写真は必ず添付する
- コメントには購入者を安心させる内容を挿れる
という三大要素が重要です。
確かに一つの商品を売るための作業は正直面倒ですよね。でも、中古商品の最大のメリットは「利益単価がデカイ」ということです。細かい利益を縦積みするものではなく、一発の利益が大きいので気合を入れて中古商品を販売していきましょう!
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