門外不出?せどり実践記

続・せどり業界もパンデミック!マスク以外でも価格高騰が止まらない・・・。



十兵衛です!

 

中国・武漢を発生源とする新型コロナウィルスは、せどり業界にもかなりの衝撃を与えています。

以前書いた記事から3週間経ちましたが、引き続きパニック状態に陥ったままです。

 

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ただ、3週間前はマスクが異常な高騰を見せる、といった状態でしたが、ここにきて違うフェーズに突入したように思えます。

 

今回はせどり業界でのマスク騒動がどうなっていったのかをまとめてみました。

 

マスクのネット販売に規制がかかる

モラル的、資本主義社会と賛否両論あるマスクの高額販売。

 

「人の生死を左右するマスクを高額転売するなんて人道的にやってはいけない」

という考えのもとにマスクを扱わない人がいれば、

「身近で手に入れられない人のためにネットで供給しているんだ」

という考えのもとにマスクを探し回る人も続出します。

 

報道でマスク生産が追いつかない、というニュースが流れるたびに

「高額転売ってどうなんよ!?」

という警鐘が鳴らされるのですが、それが却って火に油を注ぐ状態に。

 

 

これまでネットで販売をしたことのない人が続出します。

Amazonではまだ1件も評価の付いていない「新規出品者」が激増しました。

 

ただ、加熱するマスク転売に動きが出てきます。

 

メルカリやヤフオクはマスク販売を停止に

2月に入っても異常な高騰を続けるマスク販売に、メルカリやヤフオクといった販売チャネルが規制をかけるようになってきました。

 

 

一箱60枚入りのマスクに1万円以上の価格で取引されている状況にメルカリなどは黙っていませんでした。

商品が高額になればなるほど、メルカリやヤフオクの手数料収入も上がるのですが、さすがに社会的信用を選択せざるを得なかったようです。

 

ただ、十兵衛には不可解な通知も。

十兵衛もマスクを販売していたのですが、出品を停止させられてしまいました。

 

でも、でもですよ!

このマスクは1箱の適正価格が550円程度なんです。

それを20箱セットで販売したので、12980円という価格設定は手数料や送料を入れたら極めてまともな販売価格なんですよ・・・・。

そんなマトモな出品なのに有無を言わさずに出品停止・・・。ひどい。

 

このマスク、以前「1箱100円」で在庫処分されていたものなので、ちゃんとした商売なのに・・・。

 

Amazonは基本的に出品停止にはしていないが・・・

一方、Amazonは今回のマスク高騰に関して、ハッキリとした声明や処置はしませんでした。

根底には「需要と供給で価格が決められる」という資本主義社会を支持したというところでしょうか。

さすが、資本主義の総本山アメリカ企業。

 

とはいえ、社会信用上さすがに何もしないわけには行かなかったようです。

 

Amazonでは、商品価格が相場より高すぎるということで出品作業はできても、販売ページに反映されないというパターンも出てきました。

これによってAmazonでのマスク販売が難しくなる状態に。

 

でも、中には

販売価格を安くするけど非常識な送料で販売する猛者も現れます・・・・・。

ある意味、その思考回路を尊敬しますな・・・・・。

 

マスクは終わった。でも新しい商材が

販売チャネルの禁止処置や、そもそも市場に出回っていないということでマスクを高額販売することはできなくなってきました。

しかし、新型コロナウィルスは引き続きせどり業界に大きな影響を与えています。

 

ニンテンドースイッチなどの中国生産品

ニンテンドースイッチなどのゲーム類は生産工場を中国に委託しているケースがほとんど。

その工場の生産ラインがストップしていることで、供給が不安定になってしまいました。

家電量販店ではニンテンドースイッチの売り切れ店が続出。

 

これが原因でAmazonでも価格が高騰しています。

 

アルコール除菌剤が第2のマスクへ

マスクが手に入らなくなったように、今度は除菌する商品が店から消える事態へ。

 

参考価格の10倍でも飛ぶように売れています。

 

マスクは生産自体を中国の工場に委託するケースが多く、日本国内での供給がストップしました。

一方、この手の除菌商品は日本国内での生産がほとんど。

しかし、除菌スプレー自体は国内生産できても、それを入れる容器が中国での生産ということで全国的に品薄が続いています。

 

業務用の特大サイズの除菌用アルコールの中には、こんな高騰を見せるものも現れます。

https://mnrate.com/item/aid/B004IRJVYC

 

う〜ん、高い。

 

追記:うがい薬は仕入れちゃダメ

大阪府知事の吉村氏が「ポピヨンヨード」の含まれたうがい薬がコロナに有効と発表しました。

毎日14時から生放送される読売テレビ「ミヤネ屋」で中継されたので、反響が凄かった様です。

 

十兵衛は車の運転中でこのミヤネ屋を観ていた(本当は運転中のテレビ視聴はダメなんですけどね)ので、ちょっときになりました。

ただ、Amazonで販売している立場としては「うがい薬」はメチャクチャ危険!と第三者の立場で観ていたのでした。

 

が!

14:30あたりにたまたま立ち寄ったドラッグストアで仰天。

うがい薬売り場に人がうじゃうじゃ。

うわ。ネットが全盛と言われる現代ですが、まだまだテレビの影響力は侮れませんね。

 

とは言え、十兵衛はうがい薬には全く興味を持ちませんでした。

絶対、Amazonがヤーヤー言って来るに決まっているからです。

 

って言うか、廃盤でどこにも売っていない希少な洗剤(洋服用です)ですら

価格が高すぎる!

と今でも販売を許してくれない商品があるからです。

 

 

まあ、元々ヨード溶液の入ったうがい薬は免許がないと売ることができません。

今頃、コロナに直接関連した商品を売ろうなんて方が、甘いんですよね。

 

十兵衛は断言します。

もうコロナに直接関わる商品でせどりはできませんよ・・・・。

 

まとめ

2020年1月下旬から端を発した新型コロナウィルスによる価格高騰劇。

しばらくは続きそうですが、わずかな期間で跳ね上がったものはわずかな期間で大暴落することを肝に命じておかなくてはなりません。

 

それよりも、今後の経済全体が心配です。

経済が下火になれば当然せどりでの売れ行きにも大きな影響を与えるはず。

オリンピックが中止になったら日本経済にも半端ない悪影響があるはずです。

 

今、せどりで稼いでいる人は、品薄商品を探すことよりも今後の生き残りをかけた戦略を考えていかないとマズイかもしれません。

特にお住まいの地域によっては、店舗せどりにも感染リスクがたかまったり・・・。

外出しなくてもできる「電脳せどり」にも目を向けた方が良いかもしれません。

 

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