明智十兵衛です!
「せどり」と聞いて「迷惑」「クズ!」と考えるひとは多いです。
これ絶対コンサートチケットの転売や中国人が家電量販店や高級ブランド店で大量に買い占めるのが原因だと思います。
買い占めによって本当にその商品が欲しい人に行き渡らないことになるので、せどりを「クズ」や「迷惑」と感じる人がいるワケです。
以前の「PayPay100億円キャッシュバックキャンペーン」の時にはこんな報道もされましたよね。
【悲報】直撃LIVE グッディで中国人のPayPayスイッチ転売問題が特集!!内容がヤバすぎるww https://t.co/V1p5xnFIDB pic.twitter.com/mtU25blBhU
— sabukaru (@kakashisama2014) 2018年12月11日
こんなのとか。
でも、実際にAmazonなどをつかってせどりをやっている人のほとんどはこんな買い占めはしていません。ていうかできません。それどころか、むしろ購入者から感謝されることが多いのが実情です。
「これからせどりを始めたいけどイメージが心配」
「本当にせどりで稼いでいいんだろうか?」
とお悩みの方はこの記事を読むと気持ちがスッキリすると思いますよ。
せどりの悪いイメージの代表格は迷惑な「買い占め」
「せどり」「転売」に悪いイメージを付けているのがライブチケットの転売やニンテンドーswitchの転売などです。
需要>供給ということで価格が上がってしまうのは経済学的にも正しい流れなのですが、そこに「買い占め」という意図的な価格釣り上げ行為をしちゃうので購入者側からみると不平・不満が出てくるのは当然です。
本来なら定価で買えるチャンスがあったのに買い占めによって妨害されるのなら怒って当然ですよね。ニンテンドースイッチなんかは普通は3万円ほどで買えるのに、5万円近く出さないと購入できない事態に。実に迷惑な話です。
だから、十兵衛はこういう「買い占め」的なせどりはやりません。そんなことをしなくても稼げるからです。朝早くから店に並ぶのもイヤですしね。
せどりが感謝されるのはこういうパターン
実はせどりはお客様から感謝されることを行っているんです。
というのは購入者が「欲しいんだけどドコに行けば買えるか分からない」と悩んでいる商品をネットで簡単に手に入れることができるからです。探し回る手間をパスできるからですよね。
「10年前に愛用していたラジカセが懐かしくて欲しいなあ」
「以前から使い続けてるけどメーカーが生産中止しちゃったからもう売ってないんです」
などというお悩みをもつお客様の代わりに見つけだしてあげられるのが「せどり」なんですね。
人がネットでものを買う理由は
- 買いに行く手間を省くこと
- 探す手間を省くこと
です。せどりは物販であると共にこれらの手間を省いてあげるサービス業でもあるんです。
せどりで感謝された実例をあげてみた
では実際に感謝されるのか?ということで十兵衛が感謝のメールをいただいた商品をご紹介します。
写真にある缶はホームセンターなどの換気扇売り場で買えたものです。定価は800円ほどです。
リンレイ「換気扇リパック」という商品で換気扇の羽に塗っておくとコーティングしてくれます。汚れたら剥がして捨てればいいのでしつこい油汚れも掃除いらずになるものです。中華料理屋やてんぷら屋など油を多く使うお店では重宝されるとか。
キャップにセメダインに付いているようなハケが付いていてとても使いやすいそうです。そんな人気商品にも関わらず、この商品はもう生産中止になっているんです。
十兵衛がこの商品を見つけた時、1本100円で5つ在庫処分されていました。モノレートを見るとこんな感じになります。
なんと一本4000円ほどで買っていただける商品なんです。
1本100円という超処分価格でしたが、お一人様1本までなどという但し書きはありませんでした。お店にとってもなかなか売れなかったので、5本も買ってくれたの!?ありがとうございます!!ってな感じだったのではないでしょうか。
高利益かつ即売、お店にも処分品を買ってくれて喜ばれる?といいことづくめなのですがそれ以上に嬉しかったのは、ご購入者がこんな評価コメントをつけてくれたからです。
もしかして、もう廃盤の商品なのでしょうか?リンレイHPや他の通販サイトでは全く扱っておらず、入手出来て大変喜んでいます。
どうですか?こんなこと言われたら嬉しくて泣きそうですよね。利益以上にこの言葉が嬉しいじゃありませんか(涙)
普通より高く買ったのに感謝する理由とは?
生産が需要に追いついていない商品を買い占めて高く売るという商売ではなく、どこに売っているのか分からない生産終了品などを多少高くてもお客様に提供すると逆に感謝される現象がおきます。
- いろいろ探し回ったけど売っていない
- 探すのに時間と移動などにお金がかかる
こんなお客さんの悩みを解決してあげられたりお客さんの労力を省いてあげたからです。つまり、店先で眠っていた商品に日の目をあびさせたという付加価値をつけたといえるんじゃないでしょうか。
付加価値を付けたんですからせどりは立派な経済活動として胸を張れますよね。
せどりはクズや迷惑じゃない、感謝されるんだ!のまとめ
上の商品はおそらく今ほとんど残っていないと思います。いつかは完全に日本国中のお店から消え去ってしまいます。なのであなたがこの商品でお客さんの手間を省いてあげることはもうできないかもしれません。
ただ、そういう「もう買えない物」は常に生まれています。
今日、生産中止になったものは来週や再来週では普通に買えますが、来年や再来年にはどこに行っても買えないものになっている可能性が高いです。そんな商品の中には多少高くても買うという方が日本全国には必ずいるんですね。そういう方の代わりに探し出してあげるというサービスがせどりの一面です。
もし、日本全国全てののお店が店舗営業しつつネット通販も行うような世の中になったら、せどりはできなくなると思います。ネットで検索すればどこに住んでいようと探しているモノが買えるようになりますからね。
しかし、そんなことは配送業や流通業のことを考えると絶対に不可能と言えます。なのでせどりはなくならないと十兵は考えます。
せどりは「クズ」とか「迷惑」と思う人もいるでしょうが、感謝してくれる方もいることは事実なのですから胸を張って商売していけばいいと思います。「クズ」とか「迷惑」などという批判は気にしなくても大丈夫ということなんですね。