十兵衛です!
メルカリには「?」と思うような取引をする方がたくさんいらっしゃいます。まずはメルカリ民の声をお聞きください。
メルカリ民「プロフも読みましたし説明欄の値下げ不可も読みました。その上でお聞きしたいのですが値下げ可能ですか?」
その上で聞くメンタル
— わんだゆ (@_wandayou_) 2019年6月14日
私だけ??
メルカリで出品した物に、コメントが来た。「購入したいです。お気持ちお値下げよろしくお願い致します」
え?値下げしなきゃ買わねーよ?って言われてるの?
しかもいくら値下げすればいいの?
お気持ちって、こっちのセリフじゃね??
なんかストレスだわ。これ普通なの?
— snow white (@lonlysnowwhite) 2019年6月18日
大変だ、メルカリで年収6億の人から値下げオファー来た( ´-ω-)
2500円で出品中の値下げ不可って書いてる商品に年収6億の人から300円の値下げオファー来た( ´-ω-)
繰り返す
2500円で出品してて値下げ不可って書いてる商品に、年収6億のプロフィールも意識高い人から300円の値下げオファー来た。 pic.twitter.com/S8i7v0GUY5
— ちびうさ🐰 (@chibiusachi) 2019年6月10日
メルカリに関してツイッターではこのような声が溢れております。メルカリはまさにDQN(ドキュン)様の巣窟(涙)
[box class="red_box" title="DQNとは?"]
かつてテレビ朝日で放送されていた「目撃!ドキュン」が語源。
ドキュメンタリー番組だったが登場人物が「常識のない人」「態度が悪い人」ばかりだったことから。
[/box]
メルカリで売るということは「頭の中身はスイカですか?⤴︎」(関西風に語尾を上げて読んでみてください)と思うような方々と闘わなければなりません。ごっつーストレスですよ。
現在、メルカリ民の立場は圧倒的に購入者>出品者という時代。なので、メルカリは「商品を売る」よりも「仕入れるため」に使った方がよいのです・・・・・・。
メルカリで売る人が多いワケ
モノを販売するハードルが低いのがメルカリ。
名前や住所など一通りの登録をすれば、出品するのがメチャクチャ楽だからです。他にも
- 匿名で販売・配送ができるからプライバシーが守られる
- 写真掲載などの出品手続きがスマホでカンタンにできる
- 金銭のやり取りをメルカリに任せるので、トラブルになりにくい
というのがあります。
どうりでメルカリでモノを売りたいと思う人が増えていくワケです。ただ、供給が増えれば価格が下がるのは資本主義経済の宿命。メルカリ参加者が増えるということで、これまでのように高く売ることができなくなってきています。
メルカリで売ると安くなりがちな理由とは?
販売価格が安くなりがちになりがちなメルカリ。
メルカリで売る人が増えた、という供給過多が大きな原因なのですがこの部分を深掘りしていきます。実はメルカリは構造的に「安く」なる傾向があるんです。
① 出品者の多くが不用品を売りたい人
スマホを使えばカンタンに出品することができるのがメルカリの最大の利点。面倒な初期手続きもカンタンに完了できます。なので、継続的に販売するのを目的としている人でなく、不用品を処分したい人もメルカリを使います。営利よりも処分することが目的なので、販売価格は二の次と考える出品者が多いのです。
② メルカリの相場誘導が?
モノの値段では相場というものがあります。
「この商品は大体こんな価格に」という暗黙の了解が。ただ、メルカリは「このくらいの販売価格だと売れやすいですよ」という誘導があります。Amazonで4000円あたりでバカバカ売れているモノを「2000円くらいだと売れやすいですよ!」なんて誘導をしてきます。
滅多に売らない人からしたら「ああ、そうか。これくらいが相場なんだ。」となっちゃうんですね。手数料収入が減るのにメルカリは何考えてるんでしょうね?
③ 値下げ交渉がスタンダード
メルカリでは他でできない値下げ交渉ができます。値下げ交渉されないのは激安で出品されているか、もうどこにも売っていないメチャクチャ希少なモノだけ。基本的に値下げ交渉ありきでの販売がメルカリの主流なのです。
「安くしか売れない」は「安く買える」の裏返し
では、構造的に安くなりがちなメルカリはどう使えばいいか?安く買って高く売る、が商売の基本である以上、メルカリは販売チャネルではなく仕入れに使うのが賢い判断です。
[aside type="boader"]
・相場感のない処分売りをしたい方が
↓
・メルカリのこのくらいで売ったら?と安く誘導される
↓
・値下げ交渉でさらに安く買える[/aside]
という仕入れをするにはもってこいの環境なのがメルカリ。安くしか売れない=安く仕入れられるというのがメルカリ使いの賢い考え方なのです。
値下げ交渉ではコレはしちゃいけないよね
ただ、いくら値下げ交渉ができるからといって常識は守りましょう。10000円で販売されているものに対して「コメント失礼します!こちらの商品2000円に値下げ可能でしょうか!?」と常識外の値下げを聞くのはマナー違反ですよね。
「あなたの頭の中身はスイカですか!?」と思われてしまいます。値下げ交渉の常識は販売価格の10〜20%引きくらいまでですよ。
まとめ
メルカリでモノを売るときには
- 購入者が出品者のマウントをとりがち
- メルカリで売ると安くなりがち
- メルカリで売ることはストレスになることもしばしば。
ということは覚悟しなければいけません。
ただ、この弱点は裏返せば買う側に回ると得することになります。販売者にとって販売手数料や出金の点で不利になってたメルカリさんです。メルカリでは売るよりも買うことを意識するほうが、精神衛生上もお得なんです。