平成が終わってからの働き方は?

【おとなしい人が突然辞める会社はキケン!】あなたがその会社で働き続けるべきかが分かる重要なサイン



 

会社で働いていているとおとなしい同僚って1人や2人いますよね?

もちろん名前や顔とかは知っているのですが、その同僚のプライベートなんぞまるでナゾ。

自己主張は全くしないし、頼まれた仕事は嫌な顔せずに引き受ける。

会社や部署のエースではないけれど、「この人がいないと困る」的な人。

いわば「守備の要」的な人。

 

そんなおとなしい同僚がなんの前触れもなく突然辞めてしまった…。

実はコレってあなたがその会社で働き続けるのがキケンというサインなのです。

 

 

 

おとなしい人が会社を辞めていく3つの理由

大人しいけど着実に仕事をこなしていく人ってどんな理由で会社を辞めていくのでしょうか?

一見、なんの不満もなさそうですよね。

 

それは主に3つの理由があるからなのです。

  • 仕事を押し付けられるから
  • 公平な評価がされないから
  • 実は会社をよく見ているから

 

 

仕事を押し付けられるから

おとなしい人って何か頼まれごとをしても嫌な顔せずに引き受けてくれますよね。

「この請求書処理しといて」

「このデータまとめておいてくれる?」

などと言われても、眉一つ動かさないで「はい」と。

 

こういうおとなしい人に対して、上司や同僚にも感謝の気持ちはあるのかもしれません。

が、それ以上に「この人は文句なくやってくれる」とナメた感じになっていますよね。

嫌な顔もせず文句も言わないおとなしい人には、つい面倒な仕事を押し付けがちになります。

 

しかし、顔や言葉に出さないおとなしい人ももちろん人間です。

「自分でやれや!」

「こんなこともできんのか?」

なんて言葉を胸に秘めて仕事をこなします。

 

こういうことが続く毎日で、おとなしい人も静かに進行するガンのようにストレスを溜め込みます…。

やがて退職する考えに。

 

 

公平な評価がされないから

おとなしい人って結構有能な人多くないですか?

ミスも少ないし、処理スピードも早かったり。

ただ、会社や部署のエース的な立場ではないので決して目立ちません。

 

でも、人の評価ってどうしてもハデさのある人が高くなってしまう傾向がありますよね。

何やっても目立つハデな人、上司との世間話で笑いを取れる人なんかが優先的に高い評価を受けることが多いのが日本的な会社。

 

一方、おとなしい人って決して悪い評価でもないけど、良い評価も受けられないので

「馬鹿馬鹿しい」

「やってらんねぇ」

「アホ上司」

といった不満を日々持ち続けています。

 

やがて、会社に見切りをつけるようになります。

 

 

実は会社をよく見ているから

おとなしい人って黙々と仕事をしています。

同僚とおしゃべりすることもなく、パソコンの前でカタカタカタカタ脇目もふらず仕事をしています。

なのでおとなしい人って仕事の事しか考えてないような感じを受けますが、実は周りのことをよく見ています。

 

誰と誰が仲が悪い、なになに部長はこんなミスをした、会社の業績が前年よりはるかに落ちているなど、想像以上に会社のことをよく見ています。

冷静に会社を見ているおとなしい人は、会社の将来が危ないと判断した場合でもあっさり見切りをつけてしまいます。

こういう人って会社自体には全く愛着を持ってないので決めたらスグです。

 

 

 

おとなしい人が突然辞める会社って…

突然辞めると言っても、何も仕事中や食事中に

「あっ!仕事辞めよ!」

なんて衝動的に思い立つわけではありません。

もちろん色々考えた末に辞める決断をするのです。

 

なのにおとなしい人って突然辞める、という印象ってありますよね?

実はこんな「なんであの人突然辞めたの?」と周りが思ってしまう会社って実はヤバイのです…。

 

「突然」と思われるのはヤバイ会社

おとなしい人が会社を辞めようと思っても誰も気付きません。

なぜなら、周りの同僚に個人的なことを話さないから。

 

普通の社員は同僚に愚痴をこぼしたりして、周りもなんとなく

「あいつ会社辞めそうだよな…」

なんていう前兆がありますよね。

 

しかし、おとなしい社員は誰にも愚痴も言わないし、顔にも出しません。

当然上司も気づくこともないので、

「いきなり退職届かよ!?」

とビックリするのです。

 

逆に言えば、おとなしい人が突然辞める会社とは

  • 誰にも相談できない会社
  • っていうか相談したい人がいない会社
  • 上司が異変に気付けない会社
  • っていうか上司が無能な会社

なのです。

 

要するに会社自体や上司が機能していない泥船ということなんですね。

 

 

「あなた」が真面目でおとなしい人の場合

 

この記事を読んでくれている「あなた」が真面目でおとなしい人という場合。

いくら自分が虐げられていると感じていても、退職って何か後ろめたい感じありますよね?

 

みんなはエースの働きばかり注目しているけど、自分がいないと回らない仕事って結構あるのに…。

でも、誰も気づいてくれない。

 

もし、自分が会社を辞めたらどうなるのか…。

あの仕事、あの作業全部自分がやっていたのに他にできる人いるのか?

何か悪いなあ。申し訳ないなあ。

こんな気持ちになって退職に踏ん切りがつかないのも真面目でおとなしい人の特徴です。

 

でも、そこまで気にしなくて大丈夫です。

あなたが会社を辞めたとしても、なんとか会社はやっていけるんです。

 

 

「働き蟻の法則」があるから会社を去っても大丈夫

 

2割はよく働き、6割は普通に働き、2割は怠ける

働き蟻の構成は必ずこうなります。

 

しかも、2割のよく働く蟻が全体の80%のエサを運んでくるという不公平な世界。

これはパレートの法則とも呼ばれます。

実はこの法則は蟻だけでなく、人間の世界にも当てはまります。

 

 

で、もし2割のよく働く蟻がいなくなるとどうなるか?

すると残った8割の蟻(普通に働く蟻+働かない蟻)の中で再び2:6:2の同じ構成になるんです。

つまり、普通に働いていた蟻の中から「モーレツに働く蟻」が出てくるワケですね。

 

だから会社を回すのに必要なあなたが会社を去ることがあっても会社はやっていけます。

まあ、以前より効率は落ちるでしょうが…。

 

なので、あなたの退職が会社に損害を与える、なんてことは考えなくて大丈夫。

会社に必要な人材をぞんざいに扱った罰です。

堂々と退職届を上司に提出してやりましょう。

 

会社が今後どうなろうと

「知ったこっちゃない」

という考え方が大事です。

 

まとめ

辞めるそぶりも不満もなさそうなおとなしい人が突然会社を辞めるのは、

  • 仕事を押し付けるのが当たり前
  • 評価が公平にされていない
  • 会社の将来が明るくない

こんな会社だからです。

 

辞める気配もなかったおとなしい同僚が突然辞めてしまったら、その会社についてちょっと考えておいた方が良いかもしれません。

じわじわとあなたにも悪影響が出てくるかも…。

今は気づいていないだけで、結構やばい会社の可能性があります。

 

逆にあなたがおとなしい人で「会社を辞めたい」と思っているのなら、素直に自分の気持ちに従いましょう。

働き蟻の法則通り、会社はなんとか回っていけるはずです。

そこまで、会社に気を遣う必要なんてありません。

堂々と「職業選択の自由」を行使しましょう。

 

ただし、中にはヤメハラやしつこい引き止めをするところもありますよね。

退職届を受け取ってくれなかったりとか、代わりを見つけてこいとか…。

 

そんな場合には『退職代行』でとっとと逃げるのが勝ちですよ。

 確実安全に退職する方法

 

 

 

 



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