ああ、サザエさんが終わる。そして日曜日が終わる・・・・。
明日会社行きたくないよ・・・。
行きたくない会社に我慢しているあなた、
もしかして、あなたの会社はこんなことに当てはまってたりしませませんか?
●早朝出勤・最終電車で帰宅と拘束時間が長すぎる
●上司のパワハラやモラハラがヤバい
●仕事内容の割に給料が安すぎる
●上司の言うことがコロコロ変わる
●社長に嫌われて評価してもらえない
愚痴っているだけでは何も始まらない….。
そんなことは百も承知ではあるのですが立場的にも何も言えないし・・・・・。
こんな感じですよね…。
今回は超絶ブラック会社を退職ギリギリまで言わなかったS君の体験談をご紹介します。
なぜブラック企業と気づけなかったのか・・・
当時の私は新卒入社して5年間勤務の27歳会社員でした。
希望をもって就職したその会社は生粋のブラック企業。
ええ、ガチです。
- 毎日サービス残業で終電帰宅は当たり前
- 台風時には会社近くのネカフェに自腹で泊まる
- 始業1時間前集合がやる気社員の証
とまぁこんな感じで会社にいる時間が長い人が偉いみたいな今から考えるとすごい会社でした。
経験ある方は分かると思うんですけど
- 休日出勤しないと「なんで昨日来なかったの?」と怒られる
- 定時に帰ろうものならネチネチ嫌味を言われる
こんな状態が続きに続いて、ある思いが頭から離れなくなるのです。
「今すぐにでもやめなければいけない」
と決意して1年が過ぎていました。
なぜ1年も止められなかったのかと言うと、自分が我慢強かったわけではなくて
会社が「絶対に辞めさせてくれない雰囲気」
なんですよね・・・。
会社を辞めさせてくれないなら労基にいくしかない・・・
「本当に辞めたいんです」と相談しようとするとお決まりのセリフばかり・・・。
●引き継ぎがいないんだよ
●一人前になるには10年我慢しろ
●この程度のことで音を上げてたらどこに行っても通用しないよ
このセリフ、何度言われたことか・・・・・。
思うに、これも会社の作戦なんですよね。
自分から辞めたい、なんて言おうものなら10倍返しぐらいで言い出した本人を否定。
これをやられると、だんだん
「辞めたいという自分が悪いのかな?」
という思考になっり、自分から言い出すのが億劫になっていきます。
こうやって見事に飼いならされるわけです。
っていうかハッキリ言って洗脳でよね…。
最初は
「もう労基に飛び込むしかないのかな・・・・」
と言う考えだったのにいつの間にか
「まあ死ぬわけでもないし自分さえ我慢していればいいか・・」
このような思考になってしまい、
辞めずに会社に行くことだけが当面の目標
のようになり・・・もはや人間として何のために仕事をしてるのかすら見えなくなっていました。
そして精神崩壊へ
家賃を払い、ご飯を食べるためには心身ともにギリギリになっても会社に行かないわけにはいきません。
- 月の残業時間は100時間目前
- 自分のストレスを発散するかのような上司によるパワハラ
- 朝礼の時の宗教じみた奇妙な掛け声
- ミスをしたり契約を取れなかった者に対する上司の怒号
こんなのがずっと続いて私の心は限界点に向かうわけです。
●日曜の夕方になぜか涙が出る
●全てのことがネガティブな考えになる
●「今日は上司に怒られなかった」が目標
●友達と飲みに行っても仕事の愚痴のみ
●他人の幸せを聞くと憎しみが湧いてくる
●人の悪口を言うのが一番の楽しみ
などなど。
その時はちょっと精神崩壊してました。
そんな時、見るに見かねた友人が
「傍から見て今のお前は普通じゃない!病院に行った方が絶対にいい」
と何度も説得され精神科へのカウンセリングを受けることになりました。
クリニックに行って色々質問が終わった後、医師に言われたセリフは
「重度ではありませんが、あなたはうつ病の1歩手前です。このまま仕事を続けていくと恐らく精神的に壊れることになります」
でした・・・。
お前は会社に洗脳されている(友人談)
「1度しかない人生をこんなブラック企業に壊されていいのか?」
私がこのブラック企業を辞めるきっかけになったのは友人のこの一言でした。
「普通の人間はそこまでの状態になればすぐにでも辞めてるはず!それができないお前は間違いなく会社に洗脳されてるよ!!」
なるほど確かに!
今から考えれば当時の上司や経営者が考えてたことはこんな感じだと思います。
●死ぬまで安い賃金で会社の為に働け
●結婚、家のローンでもあればもう逃げられない
●サラリーマンにプライベートはない
●タイムカードを押してからが仕事の本番
●食べる為に働くんじゃなく働くために食べろ
●どうせ自殺するなら契約とってから氏ね
友人の勧めもあり、
自分の心も体もボロボロだったこともあり、
私の頭の中でネジが外れた感覚がありました。
「このままこの会社に人生を狂わせられるのは絶対に嫌だ」
ということで速攻で退職することを決意したのです。
退職を辞める当日ギリギリまで言わないのが正解だった!
当時、私の生活は家と会社の往復だけだったので貯金はちょっとだけですがありました。
退職を決意したけど
それを上司に伝えるなんてまっぴらです。
面倒くさいし、また人格否定されるようなことをネチネチと何分間も言われることでしょう。
これ以上嫌なものと関わりたくなかった私は、
ネットで申し込めるある退職代行サービスを使って退職することにしました。
確かに費用は少々かかりましたけど
当時の私にとっては
「会社に行って退職したいことを上司と話すストレスを考えるとほとんどタダみたいな金額」
だったといえます。
ここの退職代行サービスのメリットとして
●24000円だけで全ての手続きをが完了してくれる
●LINE相談だけでスムーズに退職手続き可能
●損害賠償金など会社に払う必要なし
●今後その会社の上司や社長に会う必要なし
●退職できる確率はほぼ100%
●代表弁護士も会社を逃げ出した経験がある
などメリットは書ききれないほどあります。
「今日で会社を辞める!」
と決めてからLINEの相談で2時間程度しかかからず速攻で退職することができました。
しかも、その後会社から何の連絡もなく一切トラブルはありません。
「なぜもっと早く決断しなかったのか」
会社を辞めた今思うのは
もっと早く辞めてたら良かった
こればっかりです。
現在は以前のブラック企業ではなく、しっかりと定時で帰れて、たまに残業程度のスーパーホワイトとは言いませんがボチボチホワイト企業で働いています。
ブラック企業を退職して感じたことは
- 一生あのパワハラ上司の顔を見なくて済むという開放感
- 職場の人間関係で悩んでたのが考えられないぐらい晴れやかな日々
- わずか数時間で有無を言わさず退職できるので会社への未練が全て吹っ切れた
など精神的に様々なメリットがありました。
ブラック企業を脱出できた私は
●土日は趣味であるバイクのツーリングに
●定時で上がって副業のせどりを週3回
●寝る前はビールを飲みながら1時間の読書
●恋人と会社帰りに好きな時間にデート
などを楽しむことができました。
以前よりも全然まともな充実した生活です。
最後に/辛いなら逃げちゃいましょう!1度きりの人生だもの
不況になればなるほどブラック企業的な考え方をする経営者が増えてきます。
こういう人達は常々こういうことを言います。
- 楽してお金を稼ぐ奴は人間失格
- 一番先に帰る?他の社員に申し訳ないでしょ
- お客のためには休日なんてないものと思え
などなど。
世の中にはかなりおかしい考え方に洗脳された経営者そして社畜サラリーマンで溢れかえっています。
日本は資本主義社会です。
が故に社会はブラック企業の存在を黙認する傾向にあります。
- 極端な自殺者とかが出るまで知らないふり
- 自殺者が出てしまっても隠蔽工作
もしあなたが今退職したいけどできないブラックな職場で疲弊するなら
今すぐにでも退職代行を使ってでもいいので、そんな会社とは縁を切ることを考えるべきです。
ブラック企業の経営者たちは私たちのことを
「会社を儲けさせてくれる道具」
としか思っていません。(これ本当です)
そしてそんな会社に就職してしまうとまず最初に洗脳を受けます。
「社会人としてこれは当たり前のこと」
という洗脳です。
それから先は
●毎日朝早く起きて会社に向かう
●ぎゅうぎゅうの満員電車に1時間以上
●会社での人間関係のストレスに胃が痛くなり
●体力の限界を迎えた頃にやっと帰路につく
そんな生活が40年以上続くわけです
(その会社が40年もつかどうかは不明ですが)
しかも今は終身雇用も崩壊しています。
昔はこんな会社でもしがみついていれば、定年までは生活していける保証がありました。
しかし現在は、安月給で働かされ続けても
あなたが年をとって衰えて業務に使い物にならなくなったら会社にゴミのように捨てられる
だけです。
「今まで必死に働いてきたけど俺は会社にとっては社畜で消耗品でしかなかった」
この段階で初めてこのことに気づいても遅いのです。
なので、運悪くブラック企業に入ってしまった場合には
早く決断すればするほど有利
なのです
「会社を辞めたい」「人間関係が嫌」と薄々感づいている20代30代のあなたへ
私はつくづく思います。
会社を辞めて新しいことをはじめて何が悪いのかと。
奴隷のような生活をするために学校に行ったわけじゃありません。
勇気をもって新たなる1歩を踏み出してみてください。
退職代行サービスはその手伝いをしてくれるはずです。